山極寿一
人類学、アフリカ学への誘い
伊谷純一郎『ゴリラとピグミーの森』
金子兜太
感性の硬直に逆らう
俳誌『成層圏』
紀野一義
果し合いの気合で本を読む
山本周五郎『虚空逓歴』ほか
木田 元
人間の魂の奥深さ
ドストエフスキー『悪霊』
阿部謹也
ハインペルとの出会い
ハインペル『人間とその現在』
野田正彰
タンカーで読んだヤスパース
ヤスバース『精神病理学総論』
中島義道
僕はもうじき死んでしまう
カミュ『カミュの手帖』
鎌田浩毅
理系の論語
『論語』
福原義春
ラ・ロシュフコオの衝撃
ラ・ロシュフコオ『箴言』
櫻井孝頴
「そう考えるだけでも楽しいじゃないか」
ヘミングウェイ『日はまた昇る』
日下公人
私にとっての「聖書」
ゾンバルト『恋愛とぜいたくと資本主義』
天外伺朗
「燃える集団」と「フロー」
ベリッツ、ランドストロム『バワー・オブ・フロー』
山折哲雄
友情物語の古典
山本周五郎『さぷ』
村上陽一郎
漱石と私
夏目漱石『彼岸過迄』
夏目房之介
人生の静かなスローガン
吉本隆明『前衛的コミュニケーションについて』
佐野 洋
独逸娘の言葉
朝日新聞『ヒットラ来り去る』
畑村洋太郎
社会の中での役割を知る
『きけわだつみのこえ』 |
阿久 悠
毎朝の楽しみ
石坂洋次郎『青い山脈』
藤本義一
『李陵』が舞い下りてきた
中島敦『李陵』
玄侑宗久
少年の神話、そして豊かな落差
北杜夫『幽霊』
千住 博
ここで死んでもいい風景
村上春樹『羊をめぐる冒険』
磯田道史
人生において大切なこと
岡谷繁実『名将言行録』
ますいさくら
焼き尽くす季節に
谷川俊太郎『ビリイ・ザ・キッド』
中村桂子
ケストナー流の生き方
ケストナー『ふたりのロッテ』
水村美苗
布の効用
パーネット『小公女』
野口悠紀雄
「君は反動的で知的に遅れている」
ホバー『歴史主義の貧困─社会科学の方法と実践』
児玉 清
人生最初の転換期となったドイツ文学科
ツヴァイク『チェスの話』
江畑謙介
「人生の主体的行動」を決意
都筑卓司『不確定性原理─運命への挑戦』
竹内久美子
まさに一期一会
ドーキンス『利己的な遺伝子』
後藤正治
自身の〈位置〉をまさぐれ
石原吉郎『望郷と海』
金森 修
本は人生そのもの
二ーチェ『ツァラトゥストラ』
与那原恵
彼は消えるが、あとには夢が残るだろう
種村季弘『べてん師列伝 あるいは制服の研究』
大竹昭子
ギリシャの安宿の本箱
谷崎潤一郎『台所太平記』
池内 恵
割れた頭の縫い合わせかた
『コーラン』 |