「経済」と「政治」の両面から解説することで見えてくる、
「目からウロコ」の連続の「国民的必読書」が遂に登場!!

国民の知的水準が高いはずの日本で、なぜ「将来不安」や「閉塞感」がこれほどまでに
根深く広がっているのでしょうか?
この先の私たちの生活はどのようになっていくのでしょうか?
いま誰もが知りたい、その疑問を“難しいことを分かりやすく解説する”ことでは右に出る者の
いない650万部突破の大ベストセラーカリスマ講師が「数学的思考力」を駆使して、大人気の
イラストも使って“超明快に”答えます!
まさに“世界一わかりやすい経済と政治の教科書”の登場です!!

●「どうして日本では、景気が悪い状況が続いているの?」
●「どうして政権交代が起こったのに、経済は良くなっていないの?」
●「どうして国の借金は増え続けているの?」
といった“現在の日本経済”に対する「素朴な疑問」から、
●「将来、消費税はいくらまで上がることになるの?」
●「将来、国の年金は本当にもらえるの?」
●「日本の借金は先進国で『最悪』の水準らしいけど、国の借金は大丈夫なの?」
といった“将来の日本経済”に対する「素朴な疑問」まで、
徹底的に分かりやすく解説しています!
さらに、
「特別会計」「事業仕分け」「霞が関埋蔵金」「プライマリー・バランス」「民主党の年金改革案」
「子ども手当」「国の財政破綻」などの“最新のニュース”を理解するための最重要トピックス
も完全に網羅し、この1冊で“あらゆるニュース”がすべて頭の中でつながります!!

(「前書き」より)
実は、経済や政治のニュースはみなさんが思っているほど難しくはありません。
情報が入り組んでいるだけで、一つひとつを整理していけば中学生でも理解し得るものなのです。
ただ、みなさんが「現時点で想像しているもの」と、
「実際の状況」というのは、かなり異なっているものも多いと思います。
ここが最大のポイントなのですが、だからこそ勉強の意味があるわけです。

国の経済政策を決定する「政治」の動きは、今や
「日本の経済をどのように立て直していくのか」という経済問題がメインになっているため、
政治のニュースについても、経済のことが分からないと本質が見えにくくなってきています。
つまり、「最新のニュース」というのは、経済と政治の両面から見ていかないと理解できない
ものになってきているのです。
そこで、この本では、今の私たちが置かれている状況を正確に把握できるよう、経済と政治の
両面から「日本経済の全体像」が段階を追いながら自然と読み解けるように作り上げました。

日常よく目にする経済のニュースをわかりやすく解説した“細野経済シリーズ”の第1弾『経済のニュースがよくわかる本「日本経済編」』(小学館)が経済本で“日本初”の「ミリオンセラー」となり、ビジネス書のベストセラーランキングで「123週ベスト10入り」(日販調べ)という驚異的な記録を打ち立てた。続く第2弾の「銀行・郵貯・生命保険編」と第3弾の「世界経済編」も共にベストセラー1位を記録した。『世界一わかりやすい株の本』(文藝春秋)シリーズも記録的な大ヒットとなり、投資の教科書的な本となっている。

もともとは数学が専門で、大学在学時代から予備校で多くの受験生を教えるかたわら、大学受験用の数学の参考書『数学が本当によくわかる本』(小学館)を執筆し、この数学シリーズも累計200万部を超える大ベストセラーとなり、“細野数学”という言葉があるくらいに「受験生必携のバイブル」となっている。

さらに10年かけて完成させた、自身の集大成とも言うべき『数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!』(小学館)がベストセラーとなる。委員として参加した総理直轄の「社会保障国民会議」の場で金融・経済教育の問題の深刻さを認識して書きあげた自身初の新書『「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~』(扶桑社新書)はAmazon.co.jp2009年新書部門年間ベストセラー1位を記録。


定価:1260円(税込)
判型:四六判