- 流行語大賞三十年の軌跡 〈男の分別学〉 東海林さだお
- 巻頭グラビア 惜別の作家たち2014
- 赤瀬川原平さんを悼む 南 伸坊
歴史・時代小説収穫祭
- 遣隋使の姫神 新連載 安部龍太郎
長い船旅を経て、隋に辿り着いた宗像君疾風を待つ数奇な運命
- 破落戸(ごろつき) 諸田玲子
風紀粛正は悪党を捕える大義名分。だがそこには別の狙いが
- 縁、三つ 畠中 恵
こじれた縁談話を裁定するはずが、清十郎の縁談に飛び火して
- 遠いこだま 村木 嵐
十三年に一度の御用木の伐り出しが迫る天草に一人の侍の姿が
- 車軸の雨 宇江佐真理
元武士で今は十手持ち。男はいかにして恋女房を見初めたのか
本屋が選ぶ 時代小説大賞 2014
- 受賞作決定! 『異国合戦 蒙古襲来異聞』 岩井三四二
出席者
壹岐直也(丸善書店) 内田俊明(八重洲BC) 加藤 泉(有隣堂)
菊池壮一(リブロ) 中野 誠(旭屋書店)
- 受賞作家は語る 岩井三四二
- 時代小説、これが今年の収穫だ!
縄田一男 末國善己 青木逸美
歴代受賞者競演
- 過ぎたる人 第一回(二〇一一年) 伊東 潤
利休の想いを受けて決意を固めた男は、豊臣秀次に覚悟を迫る
- 鳥獣楽土 第二回(二〇一二年) 澤田瞳子
誰のために絵を描くべきか。若冲が絵に込めた亡き妻への思い
- 福来雀(ふくらすずめ) 第三回(二〇一三年) 朝井まかて
もう何もかも厭だ。母親が借金返済用の金を遣いこんでしまい
- 背後の鬼面を忘れるな 受賞第一作 岩井三四二
都が焼かれんとする中、医師として出来ることとは
- 新人作家・九星鳴の正体は○○○だった
▼インタビュー 「もう一度、デビューする」 ▼掌編「Kタイ掌説」
男たちの挑戦
- 太陽は昇らない 角幡唯介
真冬の北極圏単独放浪記 第二部スタート!
- 長嶋引退試合を裁いた男 小林照幸
プロ野球発足80周年、長嶋茂雄の現役引退から40年
連載&エッセイ
- 光浦靖子〈この人のいまの味〉 平松洋子
- 中野京子の名画対決 麗しの王妃
- 更年期肉体百科 (最終回) 群ようこ
- 妙齢おねいさん道 伊藤理佐
- 温泉のひみつ 山崎まゆみ
- ちょっといい話 高田実彦
- さよなら鉄道 大倉乾吾
- 偏愛読書館 武田頼政
- ブックトーク 大島真寿美 加納朋子 木下昌輝 辻村深月 湊かなえ
- 没後四十四年
三島由紀夫と出前鮨 早瀬圭一
自裁の直前、二十貫のトロを出前した一軒の鮨屋が豪邸近くに今もある
年の瀬、小説の宝箱
- リリーベル殺人事件 荻原 浩
「夫をどうやって殺そうか」妻の二十年越しの夢が叶う!?
- うつぶせ 中島京子
母が網膜剥離で緊急入院。父の介護を任され娘達はパニックに
- ろくに味わいもしないで 乙川優三郎
酒場でジャズを歌う五十代の女。彼女の人生はまだ花開くのか
- 腐れ神 田口ランディ
熊本の湾の毒と共に育った少年は、いま死刑囚として拘置所に
- 13号線のババヘラ 蓮見圭一
東京でデリヘルを経営するカツミは二十年ぶりに故郷の秋田へ
- 千夜と一夜の物語 仁木英之
「忘れるな」前の晩に出会った魔王から千夜は逃れられず……
- ハルコ、梨園の妻を諭す 林真理子
歌舞伎界にはよくある話? 梨園の妻が夫の浮気に我慢できず
- 還れない風景 篠田節子
南伸坊の2014年度
記者会見大賞 「うそでした」
- 野々村竜太郎、小保方晴子、佐村河内守、小渕優子……
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