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文藝春秋九十周年特別編集
作家の手紙 完全保存版
珠玉の手紙小説
- 交感 小池真理子
女流作家と老人の手紙交換。やがてそれは熱を帯び - I love letter あさのあつこ
叔母さんが始めた一風変った手紙商売。ぼくは手伝うはめに - 幻の追伸 北村 薫
古書店主が密かに持っていた手紙は、まさかの不倫醜聞? - 夢は夢のままに 乾 ルカ
ひと月に一度送られる息子の近況報告手紙に起きた異変とは - 幽霊恋文 赤川次郎
君を迎えに行くつもりだ。突然届いた死者からのラブレター - くちなしの夢 阿刀田 高
売れっ子作家になりたいと願う男が出会った“秘密の匂い”
- 生誕九十年
池波正太郎の手紙発掘 鶴松房治×鈴木文彦
親友・司馬遼太郎、恩師の長谷川伸など、百通以上の交流!
- 鬼平犯科帳 ドラマ進化論 春日太一
- 衝撃の初公開
「心も体もセックスも、もう陽子以外には考えられないんだよ」
池田満寿夫「MからYへ」 佐藤陽子
映画「エーゲ海に捧ぐ」の頃、愛と奇蹟のラブレター十三通
「今でも私は満寿夫に生かされている」
- 特集エッセイ 「手紙、心から心へ」
▼安部龍太郎 長部日出雄さんの通告
▼角田光代 桑田佳祐さんありがとう
▼佐々木 譲 船戸与一と藤田宜永
▼篠田節子 多岐川恭先生の励まし
▼島田荘司 神的な人、森村誠一さん
▼辻村深月 綾辻行人さんのご返事
▼津本 陽 中山義秀、川口松太郎
▼乃南アサ 黒岩重吾さんの「達筆」
▼山本一力 賢人曽野綾子さんの封書
▼東海林さだお 人生最高の幸せな一日
- 手紙&エッセイ 作家から作家へ
●松本清張から杉本章子 「遅筆は恐るるに足りません」
●司馬遼太郎から中村彰彦 「よくお知らせ下さいました」
●吉行淳之介から小川洋子 「曖昧でもかまわない、と居直らないで」
●高峰秀子から出久根達郎 「ホテルに書棚をおくのは大賛成です」
●山口 瞳から宇江佐真理 「音を文章であらわすのは不可能」
●黒岩重吾から逢坂 剛 「愚作がそれほど貴方に読まれていたとは」
●寺山修司から田口ランディ 「猫の登場する詩を探し出せ」
●早乙女 貢から葉室 麟 「よかった、本当によかった」
●筒井康隆から今野 敏 「あまりがっかりなさらぬ様」
●服部まゆみから皆川博子 「手にしただけで、ワクワク、ドキドキ」
●鷺沢 萠から黒川博行 「おっちゃんへ」
●丸谷才一から門井慶喜 「奥行がないのが惜しいことでした」
●山田詠美から西木正明 「西木パパ、お元気ですか?」
●生島治郎から大沢在昌 「ハードボイルド小説を描くということ」
●立原正秋から宮城谷昌光 「どんな世界にも波があります」
- 家族に宛てた最後の手紙
藤沢周平「書き遺すこと」 遠藤展子
- 向田邦子は一筆名人──詫び状から恋文まで 烏兎沼佳代
- 私の宝もの──室生犀星の葉書
- 晩鐘〈第六章〉 佐藤愛子
- 忘れじの手紙小説 厳選二十三作 大矢博子
- 川端康成、井伏鱒二、壺井栄と温泉宿 山崎まゆみ
- 絵ハガキの選び方 伊藤理佐
エッセイ&コミックス
- 谷川晃一 巡りあえてよかった 山根基世
- ヤン・ヨンヒ 〈この人のいまの味〉 平松洋子
- この世にたったひとつの名前 〈シモネッタの男と女〉 田丸公美子
- 勘三郎伝説 関 容子
- 新・紙ヒコーキ通信 長部日出雄
- ちいさな城下町「大洲市」 安西水丸
- 更年期肉体百科 群 ようこ
- 今昔物語いまむかし 野口武彦
- ちょっといい話 矢野誠一
- スワジランドへ やくみつる
- 偏愛読書館 伊藤華英
- 南 伸坊の「小泉進次郎」
連載第二回
- 復活祭 馳 星周 美は乱調にあり 柴門ふみ
新連載
- 東京─神戸 2時間50分 西村京太郎
賞金一千万円のクイズ旅行に参加した男女七名の運命は──
オール読み切り傑作選
双子針 陰陽師 夢枕 獏
京の都を地震が襲った。その後帝の容態が急変するのだが
- 怒鳴り癖 藤田宜永
仕事帰りの夜、暴漢に襲われた私。犯人に心当たりはない
- 新シリーズ
不思議の国 百五十枚 佐藤賢一
幕末の大坂城にいたフランス人。彼らが見た驚きの日本人像
- 少年が大人になって忘れてしまうもの
Bamboo(バンブー) 二百五十枚 桜庭一樹
絶体絶命の中、十歳のぼくを一人の吸血オバケが救ってくれた
- 将棋・佐藤康光 鉄道・大倉乾吾 短歌・武田弘之 俳句・高橋睦郎
- オール讀物新人賞募集 松本清張賞募集 バックナンバー オール談話室
- 挿絵家 村上豊の絵葉書
吉村 昭様 結城昌治様 南條範夫様 佐藤愛子様 梶山季之様 宮城谷昌光様
- 転機──吉村昭の手紙 〈おしまいのページで〉 津村節子
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