立ち読み
特集 世界から見た日本文学
大江健三郎、村上春樹から「越境作家」まで- リービ英雄×温又柔 なぜ日本語で書くか
- 水村美苗 「日本語文学」は亡びるか
- 沼野充義
ヨーロッパの片隅で村上春樹とノーベル賞と世界文学のことを考えた
──ウクライナ、リヴィウより - 都甲幸治 村上春樹以後
──アメリカにおける現代日本文学 - 髙橋ブランカ 読書の耐えられない軽さ
──セルビア語、ロシア語、日本語
新連載
- 田中慎弥 地に這うものの記録
僕の名前はポール。神がもたらした奇跡が人間界を戦慄させる！
対談
- 荻野アンナ×若松英輔 看取りの文学
創作
- 板垣真任 大声の歴史
- 砂川文次 バベルの褒賞
- 斉藤せち マイセルフ・ウィズ・マイルーム
二〇一七年下半期同人雑誌優秀作
- 金井美恵子 「スタア誕生」 最終回
- 島田雅彦 不死男 第六回
- 阿部和重 Orga(ni)sm 第十三回
- 宮本輝 潮音（ちょうおん） 第二十八回
- しまおまほ スーベニア 第二十三回 シオはつらいよ
連載小説
巻頭表現
- マーサ・ナカムラ 鯉は船に乗って進む
- 町屋良平 川の名前を分かつ場所
- 赤坂憲雄 文学の懐へ還ろうとしている
エセー
- 佐藤文香 柏と私
Author's Eyes
- 俵万智 牧水の恋 第七章 わかれては十日ありえず
- 御厨貴 御厨流政治道場
第七回 人物評論・対比列伝の世界 - 栗原康 執念深い貧乏性
第七回 血まみれのかあちゃん、ケツの穴、ファック - 藤崎彩織 読書間奏文 第五回 コンビニ人間
連載
- ドリヤス工場 文豪春秋 第六回 「痴人の折り合い」
連載漫画
- 悩む人 第十四回 日本人は「哲学」に弱い 髙橋秀実
- 脳内セレブ 諭吉くん 第十四回 マンシュウ 鹿子裕文
- 時事殺し 第二十一回 そんなの場合によるだろ 武田砂鉄
- 若き藝能者たち 第二十五回 吉笑ゼミと数学する落語 九龍ジョー
- モテ読書 第三十一回 犬山紙子
- 味な小説 第三十二回 尾崎放哉 トミヤマユキコ
- 新人小説月評 矢野利裕 岩川ありさ
- 鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
コラム
- 中村文則『R帝国』（日比嘉高）／山下澄人『ほしのこ』（滝口悠生）
グレイス・ペイリー、村上春樹訳『その日の後刻に』（佐久間文子）
高橋弘希『日曜日の人々』（倉本さおり）／飴屋法水『彼の娘』（朝吹真理子）
諏訪哲史『岩塩の女王』（青野賢一）
文學界図書室
- 文學界新人賞応募規定 執筆者紹介 次号予告
