創作

• 悲しみと無のあいだ　　　青来有一

• ゆくゆくは幸せに暮らす　　　片岡義男
• 比良（ひら）　　　藤沢周
• 蠅ダマシ　　　篠原勝之
• 書き下ろし海外小説
  トーキョーを見ずして……　　　
  マブルーク・ラシュディ／中島さおり 訳
• 翻訳
  ラジュ・ゴパララジャン医師の奇妙なキャリア　　　
  ラジェシュ・パラメスワラン／藤井光 訳
• ハマヒルガオの咲く頃に　　　中原昌也

【対談】

• パリの下半身と魅惑の地下世界
  鹿島茂　　佐藤亜紀
  鹿島氏の新刊『モンフォーコンの鼠』をひもとき、パリと小説の奥に分け入る

連載小説

• プロローグ　新連載第三回　　円城塔
• ニッポンの小説・第三部　第二十七回　　高橋源一郎

エセー

• 覚悟する日々　　　篠田節子
• 許可が必要なものは禁じられている　　　中田考
• 先を読む力、今を生きる力　　　中村安希

• 【特集】　
  『「ボヴァリー夫人」論』の衝撃
  
• 【特別鼎談】
  “生れたばかりの散文”と向き合う
  蓮實重彦　　工藤庸子　　菅谷憲興
  フィクションを読むことの困難と喜びをめぐる、構想四十年の大著の核
• 読みながらの記憶　　　青木淳悟
• 曖昧な中間地帯の方へ　　　王寺賢太
• それは正しい筋肉ではない、ただの筋肉なのだ　　　荻世いをら

• 評論
  胎児の夢──宮沢賢治と夢野久作　　　安藤礼二
• 幽体よ、ヘルシンキへ飛べ──村上春樹オデッセー　　　鈴村和成

• 哲学探究──存在と意味──　新連載　　永井均

• みんな彗星を見ていた　第十八回　　星野博美
• 目めくり忘備録　第三十五回　　鬼海弘雄

連載評論

• 生きる哲学　最終回　読む――皇后と愛しみの詩学　　若松英輔　

• 文學界図書室

  村田喜代子『屋根屋』（蜂飼耳）／いとうせいこう『鼻に挟み撃ち　他三編』（市川真人）
• 著者インタビュー　伊藤たかみ『ゆずこの形見』

• コラム

• も詩も詩　　　穂村弘
• カーヴの隅の本棚　　　鴻巣友季子
• ニッポンの名文　　　山口文憲
• 鳥の眼・虫の眼　　　相馬悠々
• 新人小説月評　　　阿部公彦　福永信
• Author’s Eyes
  　　いつまでも吊るされている干し柿　　　木下龍也
  　　演劇と大衆　　　山本卓卓　
• 日本全国文學ガイド（6月7日〜7月6日）
• 文學界新人賞応募規定
• 執筆者紹介
• Animated Image　　　山村浩二
• 詩〈アリアンス〉　　　吉田文憲

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