特集 「文學界」八十年の軌跡
- 「文學界」の昭和史 ──戦時下の編集後記を中心として 半藤一利
- 新しい息吹を求めて 鵜飼哲夫
- 同人雑誌評の果たした役割 勝又浩
- 文學界年表 戦前 戦後
「文學界」短篇名作選
- 多甚古駐在記 井伏鱒二
- 皮膚と心 太宰治
- 朝霧 永井龍男
- 愛玩 安岡章太郎
- 男と九官鳥 遠藤周作
- 不意の出来事 吉行淳之介
創作
- ポンペイのとなり 長野まゆみ
- 未来のオリンピック音頭 中原昌也
- 象と少年 翻訳 ジュディ ・ バドニッツ 岸本佐知子訳
- 純水 翻訳 ウェルズ ・ タワー 藤井光訳
- ナナフシ 二〇一三年下半期同人雑誌優秀作 島田奈穂子
連載小説
- 水声 第九回 川上弘美
- 離陸 第十七回 絲山秋子
- ニッポンの小説・第三部 第十九回 高橋源一郎
【対談】
- 血盟団とは何者だったのか ──
革命・三島由紀夫・近代化
平野啓一郎 中島岳志
彼らを凶行に駆り立てたのは何だったのか──。
二つの知性がテロリズムの本質に迫る
【対談】
- ようこそスナックへ よしもとばなな 都築響一
スナックの奥深さにはまった二人が、その知られざる魅力と愉しみ方を語り尽くす
- みんな彗星を見ていた 第十回 星野博美
- 哲学散歩 第二十一回 ある訣別──ハイデガーとレーヴィット── 木田元
- 目めくり忘備録 第二十七回 鬼海弘雄
連載評論
- 生きる哲学 第五回 聴く ──志村ふくみと呼びかける色 若松英輔
文學界図書室
橋本治『初夏(はつなつ)の色』(安藤礼二)/戌井昭人『すっぽん心中』(石田千)/天久聖一『少し不思議。』(陣野俊史)/ジュノ・ディアス『こうしてお前は彼女にフラれる』(間宮緑)
コラム
- も詩も詩 穂村弘
- カーヴの隅の本棚 鴻巣友季子
- ニッポンの名文 山口文憲
- 鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
- 新人小説月評 清水良典 田中弥生
- Author’s Eyes
オレの本性!? 大根仁
眠る 三浦直之
- 日本全国文学ガイド(10月7日〜11月6日)
- 第117回文學界新人賞中間発表
- 文學界新人賞応募規定
- 執筆者紹介
- Animated Image 山村浩二
- 詩〈ひべるにあの巣籠り〉 船越素子
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