創作
- やや暴力的に 連作短篇集 石原慎太郎
- 一族散らし語り 筒井康隆
- 旅する火鉢 高樹のぶ子
- カエルのクルマ 椎名誠
- ずっとずっと下で 井上荒野
- 点と点と点 連作完結 長嶋有
- 僕らの排卵日 伊藤たかみ
- 司馬遼太郎に似た人 中原昌也
- コルバトントリ 山下澄人
- 矩形と玉 篠原勝之
追悼 大河内昭爾
- 五十五年の友 津村節子
- いまひとつの八月十五日 松本徹
連載小説
- 水声 第八回 川上弘美
- 離陸 第十六回 絲山秋子
- ニッポンの小説・第三部 第十八回 高橋源一郎
エセー
- 衣領樹をしならせて 鈴木涼美
- 実在する書物への透明な書評 岡崎祥久
- エルムゾーンを歩く 山田航
評論
- 遊動論――山人と柳田国男(前篇) 柄谷行人
柳田の「変節」をトランスクリティカルに読み、既存のイメージから解き放つ画期的論考
特集 丸谷才一の遺したもの
歌仙
新しきさびしさの巻 岡野弘彦 長谷川櫂 三浦雅士
鼎談
丸谷才一、その仕事と人柄 池澤夏樹 辻原登 湯川豊
- みんな彗星を見ていた 第九回 星野博美
- 黄昏客思(こうこんかくし) 第八回 孤蓬浮雲 松浦寿輝
- 目めくり忘備録 第二十六回 鬼海弘雄
連載評論
- 生きる哲学 第四回 喪う――『論語』の哀しみ 若松英輔
文學界図書室
綿矢りさ『大地のゲーム』(巽孝之)/島田雅彦『ニッチを探して』(市川真人)/青山七恵『快楽(吉田大助)/山下澄人『砂漠ダンス』(佐々木敦)/鶴川健吉『すなまわり』(花村萬月)
著者インタビュー 本谷有希子『自分を好きになる方法』
コラム
- も詩も詩 穂村弘
- カーヴの隅の本棚 鴻巣友季子
- ニッポンの名文 山口文憲
- 鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
- 新人小説月評 清水良典 田中弥生
- Author’s Eyes
記録する人 北大路公子
カラスの話 寺尾紗穂
1Fから来た彼らとの深夜の対話 久田将義
- 日本全国文学ガイド(9月7日〜10月6日)
- 文學界新人賞応募規定
- 執筆者紹介
- Animated Image 山村浩二
- 詩〈誰も彼も〉 和合亮一
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