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2004年2月号
/ 1月7日発売 / 定価900円(本体857円) |
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長篇
パラレル 長嶋有
なべてこの世はラブとジョブ――キャバクラ求道者の津田、離婚したばかりの僕。
交わりそうで交わらない、不器用な若者たちの恋を描く著者初の長篇小説。 |
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凍裂 瀧澤美恵子
コップとコッペパンとペン 福永信
箱 江國香織
鬼門としての韓国行(承前)金石範
短期集中連載第五回
ナラ・レポート 津島佑子 |
退廃姉妹 第6回
島田雅彦
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昭和恋愛思想史[13]
戦後の石坂洋次郎と石川達三(2)
小谷野敦
ドリームタイム
第七話 トイレの神様 田口ランディ |
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■対談■
再びのヨーロッパ
加藤周一 池澤夏樹
現代において文学・芸術はいかなる価値を持ちうるのか――初顔合わせの二つの知性による根源的思考 |
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ドストエフスキー 山城むつみ
不世出の作家の衝撃力の正体を探る決定的論考第一幕
映画覚書
川底と太陽――クリント・イーストウッド『ミスティック・リバー』
阿部和重 |
◎書評
ジャン=フィリップ・トゥーサン『愛しあう』(工藤庸子)/大村彦次郎『文士の生きかた』(古屋美登里)/マルグリット・デュラス、ドミニク・ノゲーズ『デュラス、映画を語る』(丹野達弥)/松山巌『くるーり
くるくる』(角田光代)/船曳建夫『「日本人論」再考』(千葉一幹) |
◎著者インタビュー
田口久美子『書店風雲録』
◎文学の徴候
「怒り」の批評をめぐって 斎藤環
◎私の読書遍歴 (第八回)日高敏隆
◎文庫本を求めて 狐 |
文學界 百年前の今月今夜
大阪朝日新聞で「天声人語」が始まる
吾八
ニッポンの名文 山口文憲 |
同人雑誌評 松本徹
新人小説月評 野村喜和夫 前田塁
日本全国文学ガイド(1月7日〜2月6日)
文學界新人賞応募規定
執筆者紹介
詩〈月下美人〉財部鳥子 |
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